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2022年2月22日(火)

「懲罰動議もてあそぶもの」

小池氏が維新批判

 日本共産党の小池晃書記局長は21日の記者会見で、日本維新の会が共産党の宮本徹議員の衆院予算委員会公聴会での発言に対して提出した懲罰動議について問われ、衆院議院運営委員会の理事会で維新の理事が「注意喚起のため出した」と発言したことなどを示し、「懲罰動議をもてあそぶものであり、二重、三重に許されない」と強い抗議を表明しました。

 小池氏は、宮本氏の同公聴会での発言は、原英史政策工房代表取締役が自身の訴訟に関して「国会における誹謗(ひぼう)中傷の問題に絞って話したい」などと私的な反論をとうとうと述べたことに対し、「予算委員会の公聴会の在り方としてふさわしいのかはなはだ疑問だ」と当然の批判をしたものだとして、「これに対し懲罰動議を出すというのは、まったく不当な言いがかりだ」と重ねて批判しました。

 その上で小池氏は、「維新は、『院の品位を著しく毀損(きそん)』したといって懲罰動議を出したが、こういう発言に懲罰動議を出すやり方こそ、院の品位を毀損するものだ」と強調。維新の予算委理事は、公聴会後の理事会で「議事録を精査して対応したい」と表明したものの、「その後今日にいたるまで予算委員会の理事会で維新理事からの発言はない」と指摘。「そもそも不当な言いがかりである懲罰動議を注意喚起のためだといって出すというのは二重、三重に許されない」と批判しました。


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