2022年2月22日(火)
投票価値平等など提示
井上議員 参院改革協に出席
参院の組織や運営の改革について調査・検討する各会派の代表による参院改革協議会が21日に開かれ、参院のあり方(目指すべき役割と選挙制度)について各会派の意見表明と自由討議を行いました。日本共産党から井上哲士参院幹事長が出席しました。
意見表明で井上氏は、参院は「再考の府」「熟議の府」としての役割が求められ、多様な民意を反映し、中長期的な観点から行政監視機能を発揮できるなどとし、「これらの特性をさらに発揮することが必要だ」と強調しました。
その上で、日本共産党の選挙制度改革として、「投票価値の平等実現めざす抜本改革とする」「多様な民意が正確に議席に反映する制度とする」「定数削減については、参院の立法・行政チェック機能を弱め、民意を削るものであり行わない」とする3点の基本的な考え方を提示。具体的には、全国10ブロックの比例代表制で非拘束名簿方式とすることを主張しました。
今日の議論を踏まえて、議長に対する報告書の取りまとめに入ることとなりました。