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2022年2月21日(月)

フリースクール支援を

国民生活・経済 岩渕氏に参考人

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(写真)岩渕友参院議員

 参院国民生活・経済調査会は16日、「困難に寄り添う支援の構築(支援に向けた体制の充実)」をテーマに参考人質疑を行い、日本共産党の岩渕友議員が質問に立ちました。

 岩渕氏は、子どもたちなどへの継続的な支援が重要だとして、専門的な人材を確保・育成するうえで必要なことを質問しました。

 日本福祉大学の原田正樹教授は、「(支援員の雇用が)来年どうなるかわからない状況で専門性を身につけるというのは酷な話だ。継続就労がしっかり守られて、キャリアアップする道筋が見える環境をどう整えるかが重要だ」と答弁。また、行政の委託事業について「人材育成経費も含めないと現場は疲弊する。今ある資格制度をどう活用していくかが課題だ」と答えました。

 また岩渕氏は、不登校など、何らかの原因で学校から外れざるを得ない子どもたちの教育費負担について質問。NPO法人カタリバの今村久美代表理事は「一定のフリースクールに国庫負担金の一部などで財源を充実させ、家庭負担に依存しないことが必要だ」「一番いいのはすべての自治体に不登校支援を専門とする機関をつくり、質を確保することだ」と答えました。


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