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2022年2月19日(土)

痴漢ノー 声聞かせて

札幌 松橋氏らアンケート

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(写真)訴える松橋(右)、畠山(同3人目)の両氏=17日、札幌市

 日本共産党北海道委員会は17日、女性へのあらゆる暴力の根絶、「もっとも身近な性暴力」の痴漢ゼロをと、札幌市東区の地下鉄駅前で宣伝しました。

 「あなたの声を聞かせてください」と書いた横断幕を掲げ、党の「痴漢被害アンケート」にアクセスできるQRコード付きのビラを下校途中の学生や市民に配りました。

 14歳と16歳の姉妹は「ニュースを見て怖いと思っていました。2人でアンケートに答えてみます」とビラを持ち帰りました。

 4人の男子中学生(15)は「そういう場に遭遇したら、自分に何ができるかな」「警察に言う」と会話に。「周りの人と痴漢問題を話題にし、考え合い、アンケートに答えてみてください」と伝えるとビラを受け取り、「頑張ってください」と声を掛けていきました。

 松橋ちはる参院道選挙区予定候補は、最も身近な性暴力でありながら政治の問題になってこなかったと告発。「寄せられた声は、札幌市や道、道警や公共交通機関に対策強化していきます」と述べ、無理のない範囲での協力を呼びかけました。

 畠山和也元衆院議員は、受験生を狙った痴漢行為を助長させるネットの書き込みが大問題となり、「許されない」と強く批判。日本共産党が全国各地でJRなどに要請し、車内でのアナウンスや掲示の取り組みが広がったと紹介しました。


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