しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年2月16日(水)

コロナ禍 踏ん張れない

参院調査会 岩渕氏質問に参考人

写真

(写真)岩渕友参議院議員

 参院国民生活・経済に関する調査会は9日、「困難に寄り添う支援の構築(社会につなぐ支援)」をテーマに参考人質疑を行い、日本共産党の岩渕友議員が質問に立ちました。

 岩渕氏は、コロナ禍の影響について、東洋大学の加山弾教授、滋賀県野洲市市民部の生水裕美次長、認定NPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表理事の3氏に質問しました。

 3氏とも「もともと脆弱(ぜいじゃく)性・リスクを抱えていた方に負の変化がすごくあらわれた」「本当に踏ん張っていた方が踏ん張ることがもうできなくなったというのは、現場での実感」との認識を示しました。さらに生水氏は、困っている人の負担を取り除くために「生活保護について車の所有を全国統一で認めることが必要だ」と答えました。

 また岩渕氏は、国会で中小企業の役割について取り上げてきたことをあげ、中小企業がコミュニティーづくりに果たす役割について質問しました。

 加山氏は中小企業等との連携が重要だとした上で、サロンや子ども食堂の場所を提供し、世代間交流にも一役買っているなど連携の例を示し、「事業者の専門・専門外のハード・ソフトを生かして地域づくりに貢献してもらうことは今本当に大切なことだ」と答えました。


pageup