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2022年2月8日(火)

参院1人区の予定候補者 小池書記局長が発表

立民に政党間協議呼びかけ

「タイムリミット迫っている」

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=7日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は7日、国会内で記者会見し、参院選1人区(秋田、山形、富山、奈良各県)の4予定候補の擁立を発表しました。

 記者団から、立憲民主党との参院選での選挙協力について問われた小池氏は、1月24日に政党間協議を呼びかけてから2週間がたつが、いまだに正式な回答がなく、「タイムリミットが迫りつつある」と述べました。

 小池氏は、その根拠として、2016年参院選の際は同年2月19日に野党党首会談を開き、安保法制廃止・安倍政権打倒・国政選挙での協力などを合意したことと、前回19年参院選の前には同年1月28日の野党党首会談で参院選1人区の候補者一本化を確認していた経過を示しました。その上で、「もう2月だ。このまま政党本部間の協議結果待ちにすると選挙準備が遅れに遅れてしまう。党としては1人区の候補者擁立は全速力で進めていく」と強調。「こちらが投げたボールは立憲民主党の側にあるので、一刻も早く政党間協議を始めてほしい」と表明しました。

 記者団から、国民民主党の現職議員(舟山康江氏)のいる山形での候補擁立について問われた小池氏は「舟山氏には、わが党の山形県委員会から話し合いを呼びかけてきたが、現在に至るまで実現していない。選挙が迫りつつある中で、党候補を擁立し、発表した」と説明しました。

 「国民民主党との候補者一本化は難しいとの判断か」と問われた小池氏は「われわれの方から門戸を閉ざすものではないが、この間の経過から見ても、先方に選挙協力の意思がないと判断している」とし、同党については「憲法改定を推進するという非常に危険な道に入りつつある。自民党の補完勢力である維新との連携を強めていることも重大視している」と述べました。(関連記事)


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