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2022年1月28日(金)

国会召集めぐる高裁判決 一審判決維持は大事な点

志位委員長が会見

 日本共産党の志位和夫委員長は27日、国会内での記者会見で、2017年に野党が求めた臨時国会召集に当時の安倍晋三内閣が3カ月余り応じなかったのは違憲だとして争われた裁判で、広島高裁岡山支部が控訴棄却の判決をだしたことへの受け止めを問われ、「内閣は合理的な期間内に召集を決定する憲法上の義務があり、違憲と評価する余地があるとした一審判決は維持されている。これはとても大事な点だ」と述べました。

 志位氏は、原告の請求を退けた点については「一つの問題を残したと思う」と指摘するとともに、「判決で“違憲の疑いがある”という大事な核心部分が維持されたのは大事な点だ」と述べました。そのうえで「臨時国会の召集を拒否した安倍内閣の責任が大変重いということが、今回の高裁判決で明瞭にされたと受け止めている」と強調しました。


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