2022年1月27日(木)
中国の人権侵害 非難を
国会決議 穀田国対委員長が会見
日本共産党の穀田恵二国対委員長は26日、国会内で記者会見し、自民党の古屋圭司衆院議員らが求めている中国に関わる「人権状況国会決議」について、「中国政府による人権侵害を非難する決議をあげるべきだと考えている」と述べました。
穀田氏は「何のために決議するのかの根本が問われる」として、「中国政府による人権侵害は許されないという立場を明確にすることが大事だ」と指摘。新疆ウイグル自治区やチベット、南モンゴル、香港などで中国政府が行っていることは世界人権宣言や国際人権規約、ウィーン宣言など国際的な人権保障の取り決めに明らかに反する行為だと述べました。
その上で、中国政府による人権侵害を是正する措置を求め、日本政府として外交努力を尽くすことなどを盛り込んだ決議とすべきだと語りました。