2022年1月26日(水)
第47期囲碁新人王戦 あす本戦開幕
初出場10人、女性8人 注目の仲邑菫二段も
囲碁の第47期新人王戦(しんぶん赤旗主催)は予選が終了し、本戦トーナメントが27日(木)の小山空也五段(25)対青木裕孝二段(20)戦で開幕します。
今期は日本棋院所属25人、関西棋院8人の計33人が出場。初出場が10人と多く、新人王戦らしい熱戦が期待されます。
前期は女性初の新人王誕生かと注目されましたが、今期は女性が史上最多の8人(全体のほぼ4分の1)です。女性の活躍が今期も注目されます。
予選では、最年少棋士の仲邑菫二段(12)が本戦初出場を決める一方、女性棋士第一人者で本戦7期連続出場の藤沢里菜五段(23・女流本因坊・女流名人・女流立葵杯・扇興杯の女流四冠)が敗退する波乱もありました。仲邑二段は張り出しの1回戦で今分太郎二段(21・初・関西棋院)と対戦(2月7日・月、大阪)します。
伊田篤史王冠(27・日本棋院中部総本部所属棋士ナンバーワン)に2期連続挑戦するなど中部期待の大竹優六段(20)と、注目の福岡航太朗三段(16)との対局は31日(月、名古屋)です。
1回戦で女性同士の対決が、加藤千笑二段(20・初)対張心澄(こすみ)初段(15・初)、茂呂有紗二段(22)対大須賀聖良(せいら)初段(18・初)の2局あります。
前期準優勝の上野愛咲美四段(20・女流棋聖)は1回戦で、藤沢五段を予選決勝で破って本戦初出場を決めた曽富康(チャン・フーカン)二段(18・マレーシア出身)と対戦します。