2022年1月20日(木)
核禁条約参加の政府実現を
非核の政府の会アピール 37氏賛同メッセージ
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非核の政府を求める会は新春アピール「2022年―“市民と野党の共闘の力”をさらに強め、“核兵器禁止条約に参加する政府”実現の展望ひらく年に」を出しました。各界37氏が賛同メッセージを寄せています。
作曲家の池辺晋一郎さんは「『核抑止論』などという考えかたに支配されたおかしな時代があったね、と今の時代を振り返る未来が必ずやってきます」、文筆業の海老名香葉子さんは「非核・原発ゼロは平和を希求する者にとって一番の信条です」とのべ、全労連議長の小畑雅子さんは「2022年こそ『核兵器禁止条約に参加する政府』実現に展望をひらく確かな一歩を、市民と野党の共闘のさらなる発展で築いてまいりましょう」と呼びかけています。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局長の木戸季市(すえいち)さんは「核兵器禁止条約が国際法になった今、すべての人間が平和に生きる権利を持っている」、長崎県被爆者手帳友の会会長の朝長万左男さんは「日本政府(岸田新政権)の核政策の変更を求めて、全ての反核団体が結集しましょう」と寄せました。
東京大学名誉教授の広渡清吾さんは「世界の反核世論に対して日本は今『恥づべき国』ではないかと思います。市民社会の力でこれを変えなくては」と語り、清水寺貫主の森清範さんは「一切衆生にとって核兵器の存在は恐怖の悪です。必ずなくさなければなりません。核兵器禁止条約第1回締約国会議が開かれる今年こそ条約に参加し廃絶に向かう日本政府となるよう歩みを進めたい」としています。
メッセージを寄せた人々
賛同メッセージを寄せた人は次の通り。(順不同、敬称略)
赤松宏一(原水爆禁止日本協議会顧問)
鰺坂真(関西大学名誉教授)=故人
安斎育郎(立命館大学名誉教授)
五十嵐仁(法政大学名誉教授)
池辺晋一郎(作曲家)
池内了(名古屋大学名誉教授)
石川文洋(報道カメラマン)
浦田賢治(早稲田大学名誉教授)
浦野広明(立正大学特別研究員・税理士)
海老名香葉子(落語家の母・少々文筆業)
小畑雅子(全労連議長)
大久保賢一(日本反核法律家協会会長)
大原穣子(ドラマの方言指導)
木戸季市(日本原水爆被害者団体協議会事務局長)
栗田禎子(千葉大学教授)
佐々木功悦(宮城県議会議員)
鈴木達治郎(長崎大学教授・日本パグウォッシュ会議会長代行)
舘野淳(元中央大学教授)
朝長万左男(長崎県被爆者手帳友の会会長)
仲山忠克(弁護士)
萩原伸次郎(横浜国立大学名誉教授)
野口邦和(元日本大学准教授・元福島大学客員教授)
長谷川千秋(元朝日新聞大阪本社編集局長)
林克行(フリーエディター)
原和人(反核医師の会共同代表)
日色ともゑ(劇団民藝俳優)
広渡清吾(東京大学名誉教授)
冨士眞奈美(女優)
藤岡惇(立命館大学名誉教授)
堀尾輝久(九条地球憲章の会代表・東京大学名誉教授)
増田善信(気象学者・黒い雨研究者)
前田哲男(ジャーナリスト)
宮本和郎(日本画家)
森清範(清水寺貫主)
山崎正勝(東京工業大学名誉教授)
山下正寿(太平洋核被災支援センター事務局長)
山本亘(俳優)