しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年1月16日(日)

北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射

日本共産党が強く抗議

 北朝鮮は14日、短距離ミサイル2発を日本海に向けて発射しました。北朝鮮による弾道ミサイル発射は、今年に入ってから3回目という異例の頻度です。弾道ミサイル技術を使った発射、弾道ミサイル開発関連のあらゆる活動を禁じた国連安保理決議を無視し続ける北朝鮮に日本共産党は強く抗議しています。

 北朝鮮は、韓国、米国との首脳外交が始まった2018年には、ミサイルを発射しませんでしたが、19年の第2回米朝首脳会談の決裂後、ミサイル発射を活発化させています。北朝鮮のミサイル開発は核兵器開発と一体のもので、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は21年1月の朝鮮労働党第8回大会の演説で、「戦術核兵器を開発し、超大型核弾頭の生産も持続的に進める」と公言しました。

 金委員長本人は18年の南北・米朝首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化」を約束しています。累次の国連安保理決議も北朝鮮の核・ミサイル問題の「平和的、外交的かつ政治的解決」を呼び掛けています。国際社会は北朝鮮に対し、核開発と関連活動を中止し、放棄するよう、結束して強く働きかける必要があります。


pageup