2022年1月15日(土)
4中総決定文書を、期日を決めて一気に全党員に届けきろう
「4中総決定を読んだら、たたかうなかにこそ喜びがあるという共産党員魂がよびおこされました。支配勢力を攻め落とすたたかいに一段と力を入れたい」「総選挙の教訓を参議院選挙のとりくみに生かし、がんばることを決意した」――第4回中央委員会総会決定を読み、くりかえし討議した党員から、“政治対決の弁証法”をつかんで、新たな活力を高めている声がよせられています。4中総決定の全党への徹底は文字通り“党の命運がかかった課題”です。
全党員に文書を届けることは参院選に立ち上がる土台
4中総徹底は、10日現在、文書を届けた党員62・9%、読了・視聴党員30・4%、支部討議・具体化71・3%、綱領読了47・7%です。読了・視聴と支部討議・具体化は、2中総のときと比べて1・2倍~1・3倍となっていますが、文書届けが6割台にとどまっていることは全党徹底をすすめるうえで大きな弱点となっており、一刻も早く打開しなければなりません。
北海道小樽地区は、「4中総は総選挙のがっかり感をのりこえ反転攻勢に確信をもって立ち上がる力。全員が文書を持つことがまずその土台。すべての党員に届けきろう」と常任委員会、地区委員会総会で意思統一し、一気に96・4%の党員に4中総決定文書を届けています。全党員名簿をもとに、地区と支部が力をあわせ読了状況と文書届けをつかんで推進しています。「赤旗」日刊紙を購読している党員には、「文書が手元にありますか」と確認し、「すぐ読もう」と声をかけて激励。未購読党員には訪問と郵送で届けきる努力を行ったといいます。
この経験が示しているように、文書届けは、党機関や支部指導部が政治的意義をつかみ手だてをつくすなら、数日でやりきれる課題です。「党費のしおり」とあわせて期日を決めて一気に届けきりましょう。これとむすんで、1月中に5割の党員の読了・視聴と全支部での討議・具体化をやりとげましょう。
すべての党員の状況を名前でつかんで対策を
党機関と支部が協力しあい、手紙も用意して、党籍を持つすべての党員に、一人残らず届けきりましょう。
○党員への文書届けの状況を名前でつかみ、どの党員には誰がどのようにして届けるのか、具体的に対策をとりましょう。
○日刊紙を購読している党員には、決定文書が手元にあるかどうか確認し、読了をよびかけましょう。(「報告」は昨年11月29日付、「結語」は同月30日付に掲載)
○日刊紙未購読党員、文書が手元にない党員には、郵送もふくめてブランケット判を届けましょう。
長く連絡がとれていない党員にも、新しい年を迎えたいまこそ、参院選に勝利し、党創立100周年をともに祝えるよう、4中総決定を読んでほしいと心をこめて訴えるときです。そのさい、相手の近況、悩みなどもよく聞き、一人で読めない人への読了援助、DVDやスマホの活用などもていねいに伝えて、4中総徹底の手だてをつくしましょう。(学習・教育局)