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2022年1月13日(木)

在日米軍4300人超感染

沖縄6割以上 拡大止まらず

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 全国の在日米軍基地での新型コロナウイルスの「現存感染者」(陽性者)は11日午後時点で、4324人に上り、その6割以上を沖縄県内の感染者が占めていることが分かりました。在日米軍司令部公表の7日時点の感染者と比べると、米軍関係者の感染者数は全国で約2倍、沖縄では約4・4倍となり、感染拡大に歯止めがかからなくなっています。松野博一官房長官が12日の会見で明らかにしました。

 11日時点の在沖縄米軍関係者の感染者は2692人に達し、大規模なクラスター(感染者集団)が発生したキャンプ・ハンセンが648人と最多。続いて、嘉手納574人、キャンプ瑞慶覧458人、普天間237人、キャンプ・キンザー236人、キャンプ・コートニー109人となっています。

 7日時点と比べると、普天間は約15倍、キャンプ・キンザーは約6倍、嘉手納は約4・3倍、キャンプ瑞慶覧は約4・4倍、キャンプ・ハンセンは2・3倍に急増しています。

 沖縄県以外では、11日時点で、山口県の岩国基地が589人、青森県の三沢基地が265人、神奈川県の横須賀基地が245人、厚木基地が138人、東京都の横田基地が179人、長崎県の佐世保基地が114人などとなっています。7日時点と比べると、横田が約2倍、佐世保や厚木が1・8倍、三沢は1・5倍となるなど、いずれも増加傾向が続いています。


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