2022年1月11日(火)
性的虐待から子を守ろう
鳥取・米子両市フラワーデモ
性暴力のない社会を求めるフラワーデモが10日、鳥取、米子両市で行われ、鳥取市では5人が参加しました。倉吉市は11日に行います。主催は「フラワーデモとっとり実行委員会」。
参加者は、「性暴力を許さない」「#MeToo」と書かれたプラカードとともに花を掲げました。
ほぼ毎回参加しているという「子どもの虐待防止ネットワーク鳥取(CAPTA)」の西井啓二常務は、「時効が10年では、子どものときに被害にあって成人になって訴訟したいと思っても時効が切れていて訴訟できない可能性があります。性交同意年齢の13歳を16歳に引き上げるよう求めていますが、16歳以上でも“暗黙の了解”で同意が得られたことにはならない。同意のない性交は性犯罪です」と述べ、男尊女卑の風潮が強まっていると警鐘を鳴らしました。
実行委員長の高橋智鶴さんは、「まともな性教育がされていないために、自分が何をされているか自覚がないケースが多いです。一人ひとりに同等の人権があり、対等であるべき男女(男男、女女)の関係が男性優位(その逆もある)になり、同意なき性交が女性に強いられています」と性教育の重要性を指摘します。