2022年1月8日(土)
4中総決定と党旗びらきあいさつを力に、不退転の決意で「特別期間」の成功を
1月7日 参院選闘争本部
全党のみなさん。新年おめでとうございます。
コロナ感染が再び急拡大しつつあります。党員のみなさんが感染防護をとりつつ、国民の命とくらしを守る活動にふみ出しましょう。
いよいよ党躍進と野党共闘による政権交代に道を開く参院選が、半年後に迫りました。いま取り組んでいる「4中総徹底と反転攻勢めざす特別期間」(12月~1月)を成功させることは、この参院選勝利にどうしても必要になっています。
この1月、第4回中央委員会総会決定と志位和夫委員長の党旗びらきあいさつを力に、(1)4中総決定の全党的徹底(2)「3本柱の活動」、とくに、大幅後退が続いている「しんぶん赤旗」読者拡大と党員拡大で前進に転じる――という「特別期間」の二つの目標達成へ全党の出足早い総決起を心から訴えます。
全党に大きな勇気を広げた党旗びらきあいさつ
1月4日に行われた志位委員長の党旗びらきでのあいさつは、全党に4中総決定への確信と参院選勝利をめざすたたかいへの大きな決意を一気に広げています。「希望に満ちあふれたあいさつに、改めて党躍進への決意を新たにした」など、積極的な感想が全国から多数寄せられています。4中総決定とあわせて、この党旗びらきあいさつを読み、視聴し、討議・学習して、「特別期間」成功と参院選勝利への力にしましょう。
4中総の徹底では、目標達成の勢いをつくっている
「特別期間」の第一の目標である4中総決定の徹底では、支部討議66・1%、党員の読了・視聴27・9%となっています。これは、衆院選方針を決めた2中総徹底の時と比べて、支部討議で1・4倍、党員の読了で1・5倍の速さとなっています。総選挙の教訓をつかみ、参院選に生かしたいという全党の意欲の表れであり、「特別期間」を設定したことによる成果です。同時に、ここからが全支部討議でも、5割の党員読了でも、正念場です。
得票目標決定支部では14%で、緒についたばかりです。改定綱領の読了は47・6%で、5割を突破したところが9都道県116地区となっています。
いま各都道府県・地区の党会議にむけての支部総会開催の時期でもあり、文字通り100%の支部での討議・具体化と5割の党員読了・視聴実現へ、独自の推進体制をとって取り組みましょう。
参院選勝利へ1月こそ党の総力をあげて党員と読者の前進を
第二の目標である「3本柱の活動」では、「ようやく始まったところ」というのが現状です。とくに、今重視すべきことは、「しんぶん赤旗」読者の拡大と世代的継承を中軸にした党員拡大で、12月も大幅後退となったことです。この後退が、「赤旗」の安定的発行を厳しくするとともに、当面する参院選勝利にとってどういう意味をもつかを全党の共通認識にして、前進への転換にふみ出しましょう。
一つは、共闘の勝利とともに、党躍進へ「650万票、10%以上」で比例5議席実現のカナメとなる「担い手」の中心は、「しんぶん赤旗」読者であり、とくに、日曜版読者です。この課題での大幅後退をずるずると続けていては、得票目標実現への確かな保障を失うことになりかねません。二つは、世代的継承を中軸とする党員と日刊紙読者の後退は、党の活力をつけることに逆行する事態です。
大量宣伝でわが党の存在感を広げ、コロナ感染対策をとっての大中小の「集い」を開催しつつ、党員でも、読者でも、この1月から前進に転じることは、参院選勝利へ絶対不可欠の課題です。月初めからの取り組みの成否で明暗が分かれる1月こそ、土日だけでなく、平日から党機関と地方議員のみなさんが支部に入り、「支部が主役」で出足早く打って出ることが必要です。
読者拡大では、広く「第1次折り入って作戦」に取り組み、これと結んで購読を訴えましょう。事前に見本紙を届け、電話による拡大も重視しましょう。その際、昨年暮れの12月30日付の党活動ページに掲載され、大変歓迎された囲み記事「大手メディアの弱点と『しんぶん赤旗』の輝き」などを大いに活用しましょう。
世代的継承を中軸とする党員拡大では、新しい「入党のよびかけ」を活用して、すべての支部が働きかけにふみ出しましょう。半数以上が未成果にとどまった地区での取り組みに力を入れましょう。民青同盟員の拡大でさらなる前進をめざしましょう。
12月の取り組みでは、9条改憲や軍拡を強行しようとしている岸田政権への危機感がくらしの問題とともに、党に期待を寄せる人びとのなかでも、広範な有権者のところでも急速に広がり、わが党への熱い期待と反応が全国各地から報告されています。いま打ってでれば、党勢拡大の新しい勢いをつくれます。
全党のみなさん。半年後に迫った参院選の帰趨(きすう)に大きな影響をもつ「特別期間」の成功に、全党の総決起を重ねて訴えるものです。参院選闘争本部もその先頭に立つ決意です。