2022年1月7日(金)
大幅賃上げ 改憲阻もう
全労連・春闘共闘「新春宣伝」
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全労連・国民春闘共闘委員会は6日朝、東京都内5カ所で新春初宣伝を行い、ケア労働者をはじめすべての労働者の大幅賃上げを実現してコロナ禍から国民の命と暮らしを守り、岸田政権の改憲策動を止めようと呼びかけました。
東京駅前で、全労連の小畑雅子議長は、岸田政権の看護・介護・保育への賃上げ月4000円~9000円では低すぎると指摘。昨年はコロナ禍を口実とした最賃抑制を打ち破って全国平均28円増を実現したことを紹介し、「労働組合に入ってたたかえば、大幅賃上げは実現できる。一緒に声をあげよう」と呼びかけました。
岸田政権や維新など改憲勢力はコロナ対策をおざなりにして9条改憲を狙っていると批判。「参院選で市民と野党の共闘をさらに広げ、改憲を阻止しよう」と訴えました。
東京地評の荻原淳議長は、「フリーランスの労働者にも労働者保護を広げよう。ハラスメントのない職場をつくろう」と強調しました。
各労組の代表が「福祉職場は低賃金で人員不足は深刻だ。大幅賃上げと人員増を求める」(福祉保育労)、「日本は世界でもジェンダーギャップが大きい。声をあげ女性が働き続けられる環境をつくろう」(全労連女性部)、「ここ千代田区の大企業がため込むばく大な内部留保を賃上げに回せ」(千代田区労協)、「岸田政権の予算案ではすべての看護師に月1000円程度の賃上げにしかならない。ベッド削減、コロナ患者の自宅放置政策をやめろ」(医労連)とスピーチしました。