2022年1月1日(土)
米軍横須賀基地75人感染
沖縄・岩国に続き
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)は30日、12月23日以降に新型コロナウイルス感染の陽性者が75人確認されたと発表しました。そのうち69人が最近、日本国外から到着したばかりです。基地内の陽性者は現時点で80人としています。いずれも、新変異株「オミクロン株」かどうか不明。
米軍基地内での感染をめぐっては、12月中旬にキャンプ・ハンセン(沖縄県金武町など)で、米本土から新たに配備された部隊でクラスター(感染者集団)が発生し、これまでに300人近くまで拡大。岩国基地でも29日、80人の陽性者が確認されるなど、直近の数日間で100人を超えています。
日本政府は水際対策として外国人の入国を原則禁止していますが、在日米軍は日米地位協定により国内法の適用を除外され、自由に入国できます。これまでの経緯を見ると、陽性者の大半は、米本土でオミクロン株の感染が急拡大した12月以降に入国しています。