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2021年12月28日(火)

力をあわせて、青年に政治を変えられる希望を

民青新役員が志位委員長らと懇談

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(写真)懇談する日本共産党と民青役員。左手前から2人目は志位和夫委員長、右手前から3人目は西川龍平民青委員長=27日、党本部

 第45回全国大会で選出された日本民主青年同盟(民青)の西川龍平委員長ら新役員は27日、党本部で日本共産党の志位和夫委員長らと懇談しました。コロナ禍で、多くの青年が新自由主義社会の矛盾にぶつかるなかで、「声をあげれば社会を変えられる具体的な希望を青年に示したい」と語りあいました。

 西川委員長は、前回大会期は1276人の新しい仲間を迎えることができ、「現勢でも前進する歴史的な到達となりました」と報告しました。47都道府県で食料支援活動に取り組むなど、民青が全国各地で運動していることも紹介。「そのなかで青年から信頼が寄せられ、組織も大きくなっていることが重要です」と述べました。

 その上で西川委員長は、いまの暮らしと政治について青年のリアルな実態を聞く「青年の生の声」運動を全国で取り組んでいると紹介。「来年の参院選に向けて、新自由主義の政治を変える具体的な展望を多くの青年に示したい。そのために、共産党のみなさんと力をあわせたい」と語りました。

 志位氏は、運動で社会を変えてきた経験が口々に語られた民青全国大会の様子を聞き、「気候危機やジェンダー平等、学費などの青年が感じているおかしさと、その問題の根本に今の政治があるとつながったときに大きな力がでると実感しました」と発言。

 日本社会に新自由主義が広がったことによって、「国民に自己責任を押し付ける冷たい社会、何十年も経済成長ができないもろい社会になりました」と指摘した志位氏。新自由主義を乗り越えた新しい社会像について、「いま競争にさらされている若い人たちにも届くようなメッセージを発信していこうと考えています」と述べました。

 民青から、学習や財政確立についての要望が出され、交流しました。

 共産党からは志位氏のほかに、吉良よし子参院議員(党青年・学生委員会責任者)、田村智子副委員長、山下芳生副委員長らが同席しました。


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