2021年12月20日(月)
憲法守り政治変えよう
国会前 総がかり実行委など
山添議員あいさつ
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安保法制(戦争法)の廃止や改憲に反対する行動が19日、衆院第2議員会館前で取り組まれました。寒風のなか集まった人たちは、「阻もう!改憲」などが書かれたプラカードを手にアピール。岸田政権が軍拡、改憲へと突き進むもとで「憲法を守り、政治を変えるたたかいを広げていこう」と訴えました。
毎月19日に、総がかり行動実行委員会と「9条改憲NO!全国市民アクション」が主催している同行動。年内最後となるこの日は、1000人(主催者発表)が参加しました。
主催者を代表して、「憲法9条を壊すな!実行委員会」の菱山南帆子さんがあいさつ。コロナ禍で苦しむ人たちの声を聞こうともしない岸田政権は、改憲だけは前のめりになっていると批判。「来年こそ、市民と野党が力をあわせて政治を変えよう」と呼びかけました。
市民を代表して3氏がスピーチしました。「改憲問題対策法律家6団体連絡会」の吉田健一さん(自由法曹団団長)は、軍事費が初めて年間6兆円を超えるなど「憲法を無視した危険な動きが進んでいます」と強調。そうした動きと一体に、改憲議論も進んでいると述べ、「憲法改悪を許さない世論を一気に広げよう」と訴えました。
日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員があいさつしました。
共産党の山添拓参院議員は、短い臨時国会のなかでも岸田政権が憲法無視の政治を進めるなど、「政治の腐敗が明らかになりました。政治を変えるために、来年も力をあわせていきましょう」と語りました。