2021年12月17日(金)
改憲ありき議論ノー
東京・新宿で総がかり行動
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総がかり行動実行委員会などは16日、東京・新宿駅西口で改憲を許さないと訴える街頭宣伝を行いました。
初めての憲法審査会が開かれ、改憲4項目ありきで議論を進めようとしています。こうした動きを受けての緊急行動です。総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんらも参加しました。
「税金は軍事ではなくコロナ対策に使え! 憲法をいかし、いのち守る政治にかえよう」などの横断幕が並ぶなか、参加者がリレートーク。憲法共同センターの木下興さん(全日本民医連事務局次長)は、患者の命を守る医療者の最大の使命は戦争をさせないことだと強調。「憲法を生かした政治は、人の命や尊厳を守ることができます。いま大切なのは憲法を生かした政治です」と訴えました。
憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんは、「いま政治に求めているのは憲法を変えることではない。コロナで生活に困っている人がたくさんいる。政治は、それを見るべきだ」と話しました。
「憲法改悪を許さない全国署名」に応じた東京都練馬区の女性(35)は、「戦争は怖い。子どもが戦争に行くような国にはなってほしくない。改憲の動きに怖さを感じる」と述べました。