2021年12月15日(水)
政府の横暴許すな
シュワブ前 「オール沖縄会議」が集会
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沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設反対の「オール沖縄会議」は14日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、土砂投入開始から3年に当たって抗議の座り込みや、集会を行いました。国の横暴を許さず「ともに頑張ろう」と団結を深め、決意をさらに強めました。
集会でオール沖縄会議共同代表の稲嶺進前名護市長は、玉城デニー知事が先月25日に、沖縄防衛局による新基地建設のための設計変更申請を不承認としたにもかかわらず、建設を止めない日本政府を批判しました。
基地の完成さえも見通せないのに土砂投入などの工事に莫大(ばくだい)な税金を投入することは、「究極の無駄」だと強調。名護市長選(来年1月16日告示・23日投票)に立候補予定で新基地建設阻止を目指す岸本ようへい市議への支援を呼びかけました。
集会に参加した同県浦添市在住の男性(60)は、岸本氏の勝利で、改めて沖縄の民意を国に突き付けることができると語りました。女性(81)は、国の横暴に「怒りがたまっている」と述べ、同市長選など来年の重要選挙には「勝っていかなければならない」と力を込めました。