2021年12月14日(火)
青年苦しめる政治変える
民青の飛躍さらに
全国大会 閉会
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日本民主青年同盟(民青)の第45回全国大会は12日、新自由主義を草の根からの運動で転換させ、強く大きな民青をつくろうなどとする決議を採択して閉会しました。気候危機やジェンダー平等、人権などの課題も重視しながら、青年の要求を実現するための全国的な運動も提起。「民青がさらに飛躍し、青年を苦しめる政治を変える1年にしよう」と決意を固めあいました。
大会中にも、全国各地で新しい仲間を迎えていることが次つぎと報告されました。年間拡大数は1276人となり、2006年以来、最高の到達になりました。
討論では兵庫の学生が、自身が活動する大学班で「この1年に8人の仲間を迎えました」と紹介。加盟の経験から、多くの学生は新自由主義のなかで生きづらさを感じているが、「変えられると思っている人は多くありません。だからこそ、学び行動する民青は多くの学生に魅力的に映っています」。
徳島の学生は、9月に行われた総選挙のキックオフ集会を視聴し、「展望を知ることができ、一緒にやりたいと思って加盟した」と発言しました。「困難な状況におかれている学生を助けるために、私も民青に入って社会を変えていきたい」。
結語で西川龍平委員長は、討論では青年を苦しめる新自由主義を変えたい思いや、そのために民青を強く大きくしたい決意が口々に語られたと指摘。その上で、次の大会期で掲げた同盟員拡大の年間目標1500人を必ず達成しようと呼びかけ、「力をあわせて、さらなる到達を築こう」と語りました。