2021年12月10日(金)
改憲反対の意志 署名に
神奈川 ふじさわ・九条の会訴え
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改憲の策動が風雲急を告げるなか、ふじさわ・九条の会(神奈川)は9日、藤沢駅頭で「9」の日宣伝に取り組みました。改憲反対の一人一人の意志を国会へ届けようと、新署名「憲法改悪を許さない全国署名」に取り組み「改憲を阻止して命と生活を守る政治にかえましょう」とアピールしました。
総選挙で改憲発議に必要な3分の2の議席を得た自民党など改憲派は、憲法9条に▽自衛隊を明記▽緊急事態条項の創設など、自民党改憲4項目の憲法審査会での議論を急ごうとしています。国会が改憲の発議をすることを許さないたたかいが、緊急に求められています。
「武力で平和は作れない 戦争NO!」の横断幕。自民党の改憲4項目を批判したビラを配りながら、参加者がリレートークしました。
男性(79)は「戦争の危険が迫っている。9条に基づく対話による平和外交で、絶対に戦争を起こしてはいけない」と呼びかけました。
署名を集めていた女性(78)は「まずは平和。何よりも命が大事。戦争は命の取りっこ。戦争だけは許せない」。
孫を抱っこしながら署名をした女性(71)は「8日は太平洋戦争開戦の日。戦争を放棄した憲法。絶対守らなきゃいけない。戦争はしちゃいけない」と力を込めます。