2021年12月2日(木)
ケア労働者 大幅賃上げを
全労連 厚労相に要請
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全労連の小畑雅子議長は1日、厚生労働大臣あてに看護師、保健師、介護士、保育士などケア労働者の大幅賃金上げと職員配置基準の引き上げを求める要請を行いました。
厚労省の鈴木英二郎政策統括官が対応。小畑氏は、コロナ禍で使命感・責任感だけではもたないという現場の保育士や看護師の切実な声を紹介。経済対策で示された内容は「低額・限定的で生活改善を実感できる水準ではない」と述べました。
女性が多いケア労働者の賃金が低水準に置かれていることにふれ、ジェンダー平等を実現するためにも「いのちを預かる社会的責任と労働の内容に見合った水準への抜本的引き上げを求めます」と述べました。
賃上げ議論を進める際、ケア労働者の声を直接聞く場を設けることも求めました。
要請には全労連から黒澤幸一事務局長、渡辺正道事務局次長らが同席しました。