2021年10月28日(木)
政治変えよう 響く女性の声
東京・田村氏ら訴え 市民と野党が街宣
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ジェンダー平等を必ず前に進める総選挙にしようと27日、市民有志が呼びかけた街頭宣伝「VOTE for WOMEN」が東京・高円寺駅北口で行われました。市民と各野党の女性議員・候補者も登壇。「女性の声で政治を変えよう」とアピールしました。
モデル、保育士や文筆家らがマイクを握りました。気候変動アクティビストのeriさんは、起業した時などに何度も、「女の子なのにすごい」言われ続けてきたと訴え。「みんな好きに生きたいのに、そうはさせてもらえない社会です」。そんな社会を変えたいが、与党には期待できないと述べ、「私たちの生活を守ってくれる政治家を選びましょう」。
モデルのイシヅカユウさんは、自殺を選んでしまった性的マイノリティーの友人がいるなど、自分らしく生きられる社会ではないと発言。「このままの政治が続くことが怖い。だから、日本を変える必要があります」と述べました。
共産、立民、れいわの各野党が参加し、共産党からは田村智子副委員長と吉良よし子参院議員がスピーチしました。田村氏は、選択的夫婦別姓や同性婚すら否定する自民党にジェンダー平等は実現できないと強調。違いを認めあう、市民と野党の共闘にこそ多様性があると述べ、「みんなで政権交代を実現して、政治を変えましょう」と呼びかけました。
東京8区の野党統一候補、吉田はるみさんも駆けつけ、「私たち女性が動いた時に政治は変わります。最後までご一緒に頑張りましょう」と訴えました。