2021年10月26日(火)
ジェンダー平等 本気で取り組む共産党
1人でも多く国会に
市民と党女性候補訴え 東京・池袋
「ジェンダー平等が初めて大争点になった選挙です」―。東京都豊島区の池袋駅西口で行われた25日の日本共産党の街頭宣伝。池内さおり比例・12区候補、坂井和歌子比例候補と並んで、ジェンダー平等やフェミニズムの分野で活動する作家やライターらが一堂に会し、ジェンダー平等実現や日本共産党の躍進への思いを口々に語りました。
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駅前の一角に設置したステージ。黄色いミモザの花の幕を背景にゲストスピーカーが照明を浴び、次々とマイクを握りました。ステージを囲むように集まった人たちからスピーチの合間に拍手が起きます。あるネットメディアは宣伝の模様を現場からライブ中継しました。
作家の北原みのりさんは、女性に対する性暴力や賃金格差など自民党政権が放置してきた性差別の問題に触れ、「ジェンダー平等に本気で取り組む共産党の候補者に、一人でも多く国会に行ってほしいです。投票に行きましょう」と呼びかけました。
4人の子を育てながら介護の仕事をする大森亜希子さん(40)は「なんで子どもを育てるのに、こんなに神経をすり減らす社会なのか。国の政策の責任です」と述べ、のびのび子育てができる社会にするためにも共産党を大きくすることが必要だと力を込めました。
自身のSNSアカウントに「ミソジニー(女性嫌悪)に徹底的に抵抗する」と掲げる「政治アイドル」町田彩夏さんは、以前池袋駅で若い女性にしつこく付きまとう男性を制止しようとして頭をたたかれるなどの暴行を受けた経験を紹介。国会で共産党の小池晃書記局長・参院議員が痴漢問題を取り上げたことに言及し「性暴力を国会で取り上げる議員がまだ少ない。私たちに何ができるか。取り上げてくれる人を国会に送ることだ」と訴えました。
性暴力や働き方、教育などについて発信を続けているライターの小川たまかさんは、国会議員らによる失言・暴言を列挙しました。「『女性はいくらでもうそをつく』『セクハラ罪はない』『女性のいる会議は時間がかかる』…。みんな自民党の人だ。今の日本政治は高齢の男性が中心。うんざりだ。どうにかしてほしい。選挙に行って、投票しよう」