2021年10月9日(土)
比例は共産党 この人を
近畿ブロック・大阪4区重複 清水ただし予定候補(53)
業者救いたい その一念
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「人びとの喜びが自分の喜びにつながっています」と話す清水ただし予定候補は、1年以上かけて、近畿全域に129ある民主商工会を訪ねて回っています。「ようやく半数を超えました。塗炭の苦しみの中にある中小業者を救いたい。再び笑顔になってもらいたい」。その一念です。
「清水さんの質問で流れが変わった」。コロナ禍で経営難にあえぐ中小業者の声を国会で取り上げ、持続化給付金や家賃支援給付金の早急な支給と手続きの改善、事業継続のための再支給を求めてきました。「おかげで支給が早くなった」と商店主。
清水氏がこの問題に思い入れる原点は、26年前に発生した阪神・淡路大震災です。倒壊した神戸の街に救援ボランティアで駆け付けました。
「当時の自民党政府は店舗や工場が損害を受けてもいっさい公的補償をしない冷酷な態度をとり続けました」。被災地で献身的に活動する日本共産党員が目に焼きつきました。「この人たちと政治を変えたい」とすすんで党の一員に加わりました。
自公政権の悪政を補完する維新とのたたかいで、無党派の市民らに党の信頼が広がりました。9月には「JCPサポーター大阪」が発足。京橋駅前の宣伝には清水氏も駆け付け、オンラインでつないだ小池晃書記局長とともに質問に答える斬新な取り組みも。
男性サポーター(33)は「清水さんは、あらゆるテーマの話を分かりやすく、ユーモアを交え、語れる力がある。政治の距離を縮めるためにも市民と対話できる議員が必要です」と期待します。
(伊藤佑亮)
衆院議員2期。元松竹芸能漫才師。元大阪市議(1期)。財務金融委員会所属