2021年9月6日(月)
パラ強行「許し難い」
飯村・上野氏ら閉幕で声明
東京五輪の中止を求めるインターネット署名を呼びかけた元駐仏大使の飯村豊さん、東京大学名誉教授の上野千鶴子さんらは5日、「オリンピック・パラリンピック閉幕にあたっての声明」を発表しました。
政府の新型コロナウイルス対応が遅れ、緊急事態宣言を出す一方で五輪・パラリンピックの開催を強行したことに「許し難いものがありました」と強調。自民党総裁選と総選挙を前に「いかなる政権が登場しようとも、国民の声にしっかりと耳を傾け、強力なコロナ対策を実施することを要望します」としています。
飯村さんら13人が呼びかけた同署名は、7月2日からの18日間で賛同者が約14万人に達し、五輪の開幕までに東京都と大会組織委員会に提出しました。