2021年8月21日(土)
私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る
東海 しまづ幸広予定候補(64)
苦労が報われる世の中へ
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母は女手ひとつで私と妹を育ててくれました。朝早くから夜遅くまで、身を粉にして働いていましたが、暮らしは良くなりませんでした。貧富の差の現実が幼心に刻み込まれ、母の苦労が報われる世の中、みんなが幸せに暮らせる社会を願いました。そして、母のようにまじめに働く人が人間らしく暮らせる社会をめざしているのが日本共産党だと知り、18歳で入党しました。
「しんぶん赤旗」の県記者として足かけ11年、静岡県内各地をくまなくまわる中で、どこにでも母のような人が多くいて、苦しんでいる実態を目の当たりにし、政治を一日も早く変えなければと痛感しました。
コロナ禍で、ダブルワーク、トリプルワークをして暮らしを支えていた非正規のシングルマザーが、真っ先に雇い止めになり、若者とともに食料支援に並んでいる光景も見られます。格差は一段と拡大しています。私の子どもの頃と変わっていません。むしろ悪くなっています。
現職のとき国会で、あまりにも低く、そして地域間で格差のある最低賃金を取り上げ、「中小企業支援とセットで全国どこでも時給1500円の実現を」と訴えましたが、いまでは自民党の中にも「全国一律」を求める声が上がっています。
経済効率優先、企業のもうけ優先から、暮らし・家計応援第一の政治に切り替え、正社員が当たり前、8時間働けば誰もが普通に暮らせる社会にするためにも、総選挙は絶対に負けられません。