2021年8月15日(日)
住民救出へ議員連携
記録的大雨
佐賀・武雄
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佐賀県武雄市では六角川が氾濫し、冠水する地域が出ています。
「1階が浸水して2階に避難している住民を救助するためのボートが足りない」。日本共産党の江原一雄武雄市議のもとに、14日午前10時ごろに同市北方(きたかた)町の区長から電話がありました。「県の対応がどうなっているのか」と思った江原市議は、日本共産党の武藤明美県議に一報を入れました。武藤県議は、県の対策本部に連絡。武藤県議は「県がさっそく動いてくれて、とにかくヘリを飛ばしてでも救助するということになった」と話します。
“川決壊ギリギリ”
農家「ハウスに水が」
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江原市議は、六角川付近は交通規制が敷かれているため「行くことができない」といいます。同じく市内を流れる松浦川は決壊はしていませんが、「ギリギリのところ」。昨夜からの雨は強まったり弱まったりを繰り返しているといいます。
武藤県議は、電話やSNSで知り合いに状況の聞き取りをしています。
佐賀市のライブハウスオーナーは「2019年の佐賀豪雨のときは地下のホールまで水が入り大変だった。今回は昨日時点で店のそばまで迫っているが、地下まではまだ入っていない。これからやばいかも…」と心配していました。
佐賀市内のアスパラ農家は「ハウスに水が入ってきている。雨が落ち着いたら作業しないと」。同じく市内の別の農家は「この前ようやく植えたトウモロコシが水につかってしまい大変だ」と困っていたといいます。
(津久井佑希)