2021年7月22日(木)
28・29日に閉会中審査
コロナ・五輪 野党要求に自民合意
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日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は21日、国会内で会談し、憲法53条に基づく臨時国会のすみやかな召集を求めるとともに、国会召集までの間、コロナ対策や五輪関連の閉会中審査を求めることで一致しました。また、五輪問題について予算執行を含め「総検証チーム」を立ち上げることを確認しました。
立憲民主党の安住淳国対委員長は「感染者が東京で激増している。五輪期間中、何が起きるか分からない」と国会審議を行う必要性を強調しました。
日本共産党の穀田恵二国対委員長は「菅義偉首相が国民の代表たる国会議員に説明できないなどということはあってはならない。コロナ対策で国民に協力を呼びかけるなら、国会できちんと説明すべきだ」と指摘。「感染急拡大のもと、東京五輪は今からでも、中止すべきだ」と述べました。
野党国対委員長会談を受け、自民党の森山裕国対委員長と立民の安住氏が同日、会談し、来週以降、閉会中審査を行うことで合意。28日に衆院、29日に参院の内閣委員会を開くことを決めました。