2021年7月21日(水)
苦境生き延びる支援こそ
大門議員ネット番組で語る
日本共産党の大門実紀史参院議員は20日、インターネットメディアの日仏共同テレビ局「フランス10」からインタビューを受け、党の経済政策について問われ、「新型コロナウイルスの収束による経済の回復と、コロナ禍で脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになった日本経済の抜本的な立て直しという二つの柱がある」と語りました。
大門氏は、政府が東京五輪・パラリンピックの開催を強行する中で、コロナの感染拡大は必至だと指摘。「今必要なのは、コロナで苦境に陥っている人が生き延びるための支援を中心とした経済対策だ」と強調しました。
また、貧困と格差を広げる日本経済の矛盾もただす必要があると主張。コロナ禍で実体経済が落ち込む一方、株価が高値を更新し、富裕層がもうけを増やしている中で、米国や英国では株のもうけに対する課税強化の政策がとられていると紹介。「格差是正の流れが世界的な常識になっている。菅政権はこうした流れに逆行している」と批判しました。
インタビューの動画は「日仏共同テレビ局France10」のユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/watch?v=W1aFRpBn060)で見ることができます。