2021年7月8日(木)
五輪中止署名6万人超
著名人らも賛同
ネットで反響
元フランス大使の飯村豊さんや東大名誉教授の上野千鶴子さんら13人が呼びかけた東京五輪・パラリンピックの中止を求める緊急ネット署名が7日、6万人を超えました。著名人からも「署名した」などの声が上がっています。
ジャーナリストの津田大介さんは6日、自身のツイッターに「第5波、そしてスタッフの感染など、さまざまな穴も見えてきた状況で強行するのは、開催するメリットよりデメリットの方が大きいと思うので自分も署名しました」と投稿。作家の平野啓一郎さんは、5日に「賛同しました」とツイートしています。
署名は、オンライン署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」で2日から開始。東京を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続く中での五輪開催を「歴史的暴挙」と批判。政府と東京都、IOC(国際オリンピック委員会)などに中止を求める「最後のチャンス」として賛同を呼びかけています。英語版とフランス語版の署名も6日から始まっています。