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2021年6月26日(土)

コロナ緊急対策を要請

厚労副大臣に全労連など

倉林議員が同席

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(写真)三原副大臣(左から2人目)に要請書をわたすいのちまもる緊急行動のメンバー。左端は倉林参院議員=25日、厚労省

 全労連、中央社会保障推進協議会、医療団体連絡会議でつくる「いのちまもる緊急行動」のメンバーは25日、厚労省を訪れ、三原じゅん子副大臣に、コロナ禍から国民の命を守るための緊急対策を要請しました。日本共産党の倉林明子参院議員が同席しました。

 (1)保健所の拡充設置、医師・看護師・介護職・保健師等の増員(2)公立・公的病院の再編統合「再検証リスト」を撤回し、感染症病床と公立・公的病院の拡充計画―を求めました。

 全労連の小畑雅子議長は、コロナ禍で救えるはずのいのちが救えない状況が起こり、医療や介護、公衆衛生体制の脆弱(ぜいじゃく)さが明らかになったと指摘。「コロナ禍で国民や労働者の命を守るために、早急に医療、介護、公衆衛生体制を拡充してほしい」と述べました。

 日本医労連の森田しのぶ委員長は、新型コロナの第5波が起きれば、医療従事者が大量退職してしまう恐れもあると指摘し、「医療崩壊を防ぎ、医療従事者を守るための施策を行ってほしい」と訴えました。

 保団連の住江憲勇会長は、コロナ禍で日本の社会保障制度、所得再分配機能の脆弱さが明らかになっていると強調。「国民の命を守るために政治の責任を果たしてほしい」と話しました。

 倉林氏は、「感染拡大を抑えるためにも皆さんの声を受け止めてほしい」と要請。三原副大臣は「皆さんから頂いた要求は丁寧に回答させていただきます」と述べました。


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