2021年6月16日(水)
都議選勝利へ１７日～２４日
「二つの大作戦」に全党が総決起を
６月１５日 日本共産党中央委員会 東京都委員会
東京都議選は告示（２５日）を目前に、大激戦になっています。９日の党首討論での志位和夫委員長の論戦は、メディアも「国民が一番聞きたかったことに正面から切り込んだ」と注目し、大きな反響が広がっています。政府・東京都が、国民にガマンだけを押し付け「命よりも五輪」とゴリ押しすればするほど、国民・都民との矛盾が激化し、広がる状況があります。一方、選挙戦は各党とも必死のとりくみを強め、日に日に激しさを増しています。
現時点の情勢判断では、わが党の到達点は、現有議席確保にかなりの距離があることを率直にお伝えしなければなりません。とくに他党派と比べてのポスターの劣勢と声の宣伝、対話・支持拡大の遅れを打開しなければ、致命傷になりかねない状況をリアルに直視する必要があります。日本共産党落としのシフトを打ち破るためには、いまとりくみの抜本的な飛躍が必要です。
同時に、政治論戦では、コロナ対策、五輪中止、「四つのチェンジ」、都議団の値打ちなど、どこでも熱い反応が返ってきています。これを全有権者規模で本当に浸透させることができれば現有議席を確保し前進・躍進を勝ちとることは十分に可能です。
対話・支持拡大、ポスター・声の宣伝の集中作戦を
そこで告示前最後の土日を含む１７日～２４日までの８日間、宣伝・組織活動での遅れを抜本的に打開することを目標にすえ、「都議選勝利への二大作戦」に、全党が総決起することを呼びかけます。
第一に、対話・支持拡大の大飛躍作戦です。２０日「読売」「朝日」「東京」、２１日「日経」に全段広告（首都圏）を出します。全都・全国からテレデータでも、結びつき・マイ名簿でも、「ご覧になりましたか？」の声かけを一斉に行いましょう。
ＳＮＳ作戦では、党公式ホームページに掲載する「拡散用バナー」にそれぞれの思いをのせて、ツイッターやＬＩＮＥ（ライン）、フェイスブックで大拡散し、結びつきにも送って支持を広げましょう。
対話・支持拡大では、名簿に徹底してあたりつくし、「折り入って作戦」で「東京は一つ」「全国は一つ」であらゆる結びつきを掘りおこしましょう。電話かけで「留守が多い」などの声もふまえ、朝、昼とともに、夕方、夜のとりくみも強め、「郵送作戦」「訪問」なども広げましょう。
第二に、「ポスター・声の宣伝」の大作戦です。ポスター、声の宣伝、ビラで「宣伝第１党」となるために、首都圏・近県、各地からボランティア特宣隊を集中し、国政候補・地方議員が先頭に立ちましょう。
プラスター、横断幕、連名ノボリなど活用し、候補者と党の元気な姿がよく見える駅頭、街頭の宣伝活動を行いましょう。
東京の党と後援会が一人残らず総決起するとともに、全国の党組織が「わが作戦」として立ちあがり、「二大作戦」を成功させることを心から訴えます。
