2021年6月12日(土)
女性差別のない日本に
東京 ウイメンズアクション
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総がかり行動実行委員会は11日、女性の立場から、改憲の阻止、憲法をいかして国民のいのち・暮らし・生業(なりわい)を守る政治の実現を訴えるウイメンズアクションを東京・有楽町駅前で行いました。
司会の菱山南帆子さんは、女性が性暴力や命を奪われる被害に遭っているとし、「背景には根深い女性差別がある。女性への暴力・差別のない日本をつくろう」と強調。この日、国民投票法改定案が参院で可決されたことについて、改憲ではなく憲法をいかすことこそ求められていると訴えました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が訴えました。高橋氏は、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の差別発言への批判、女性アスリートの画像を性的目的で撮影・拡散することへの抗議など「多くの女性が勇気を持って声をあげ、社会を大きく動かしてきた」と強調。「いまでも救える命が救えていない。五輪・パラリンピックは中止の決断をすべきだ」と語りました。