2021年6月6日(日)
社会変える展望語ろう
民青が2中委 運動を交流
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日本民主青年同盟(民青)は5日、第2回中央委員会を開きました。昨年11月の全国大会以降、食料支援をはじめ各地で取り組んできた運動の経験などを交流。次の総選挙を青年の願いを実現する歴史的な選挙にするため、取り組みを強めていくことなど意思統一します。
決議案の報告をした西川龍平委員長は、民青が取り組んでいる食料支援は47都道府県すべてに広がり、のべ6万人が利用していると紹介。全国で民青が学び、行動するなかで、同盟員拡大も「コロナ以前を上回るペースで拡大到達を築いています」と報告。「青年は政治に興味がないという状況は過去のものになろうとしている」と強調し、「年間2000人の拡大目標へ向けてさらに奮闘しよう」と呼びかけました。
西川氏は、次の総選挙を「菅義偉政権を終わらせ、野党連合政権を樹立する歴史的な選挙にしよう」と訴え。いま資本主義社会のあり方が問われているとのべ、社会を変えられる展望が縦横に語られている、日本共産党の志位和夫委員長を招いた「学生オンラインゼミ」も活用して語っていこうとのべました。
オンラインを通じて全国から発言。「大学で10年ぶりに学生班が結成できた」「野党が共闘すれば選挙に勝てると実感した」「食料支援の場で、政治や社会を変えたいと対話になる」など各地の経験が活発に語られました。
広島県の委員長は、野党統一候補の宮口治子さんが勝利した参院広島選挙区再選挙での経験を報告。広島では、初めての野党統一候補です。青年の実態や要求を集めて宮口さんに届けるなど、「同盟員と最終日まで奮闘しました。当選した時の喜びはいまも忘れられません。本気の共闘をすれば、自民党に選挙で勝てると実感しました」。
鳥取県の委員長は、食料支援を通じて1日に5人が加盟するなど、5月に6人の仲間を迎えてきたと発言。対話を通じて青年の変化を実感し、思い切って加盟を呼びかけると高学費や生活に困窮する深刻な実態が出され、「自分も行動したい」と次つぎと加盟してくれたと語り、「県同盟として、学生への見かたが変わるきっかけにもなりました」と話しました。
日本共産党から吉良よし子青年・学生委員会責任者があいさつしました。