2021年5月16日(日)
「コロナ封じ込め」戦略への転換を 「3本柱」で政府の責任果たせ
全国革新懇 志位委員長が強調
日本共産党の志位和夫委員長は15日、東京都内で行われた全国革新懇40年記念の夕べでの記念講演で、新型コロナ危機に立ち向かう政治の基本姿勢として「『コロナ封じ込め』戦略への転換を図ることが必要だ」と強調しました。
志位氏は、新型コロナ危機の深刻化について、「現在の事態は、やるべきことをやらなかった政治の責任であり、菅義偉政権による人災といわなければならない」と批判しました。
その上で、「コロナ封じ込め」という戦略目標を明確に据えるとともに、次の「3本柱」で政府が責任を果たすことを求めていくと強調。(1)ワクチンの安全・迅速な接種に責任を負うこと(2)大規模検査を文字通り実行し感染を封じ込めること(3)十分な補償と生活支援を行うこと―を挙げました。
また、医療機関に対する減収補填(ほてん)など支援強化と、東京五輪・パラリンピックの中止を求めていくと強調しました。