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2021年5月4日(火)

日印ACSAは違憲

穀田氏「武力行使と一体」

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(写真)質問する穀田恵二議員=4月23日、衆院外務委

 インド軍と自衛隊が軍事物資や役務を融通し合う日印ACSA(物品役務相互提供協定)が4月27日の衆院本会議で、自民党、公明党などの賛成多数で可決されました。日本共産党と立憲民主党は反対しました。

 日本共産党の穀田恵二議員は23日の衆院外務委員会で討論し、同協定が「多国間の軍事協力の推進・強化」を明記した日米ガイドラインのもと、安保法制に基づいて、平時の活動から集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」に至るまで、「日印間の軍事態勢を強めるものだ」と指摘。政府が「重要影響事態」や「国際平和共同対処事態」と認定すれば、インド太平洋地域などに展開する相手国の艦船や発進準備中の戦闘機への給油も可能になると強調し、「武力行使と一体化した後方支援を担保する本協定は、憲法9条に反する」と厳しく批判しました。


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