2021年4月30日(金)
コロナ禍 雇用・生活守る政治へ
若者×田村副委員長 トーク
“メーデー前夜祭”
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日本共産党全国青年労働者後援会は28日、田村智子副委員長と青年労働者がコロナ禍で働き方や政治・社会の問題について語り合う「若者×タムトモトーク メーデー前夜祭」を実施し、オンラインで配信しました。
大学生協職員は「コロナで学生が来なくなり、雇い止めや休業が広がっている。学生支援を」と発言。田村氏は「学生支援が生協や商店街を支える。野党で学費半減の法案を出した」と述べました。
青年が「エッセンシャルワーカーが最賃近傍で働いている」と述べると、田村氏は「全国一律・1500円が必要で、中小企業の支援とセットでやるべきだ」と話しました。
医療従事者は「コロナで経営困難になっており、減収補償を」と発言。田村氏は「概算払いで補償すべきだ。『医療費亡国論』で負担を増やし、病床を削減してきた。公立・公的病院の統廃合をやめて『余力』をつくるべきだ」と述べました。
教職員は「35人学級実現は大きな前進。中学や高校、私立学校にも広げて」と訴え。田村氏は「5年もかかるのでスピードアップするよう野党で求めていきたい。教育条件整備をきちんとやるべきだ」と述べました。
民青同盟副委員長の中山歩美さんは食料支援活動を紹介し、「若者の生活がこんなに苦しいのは自己責任ではない」と発言。田村氏は、「正社員が非正規雇用に置き換えられ、希望が持てない社会にされた。人間らしく働けるルールが必要だ」と指摘しました。
質問コーナーでは安倍・菅首相の疑惑がうやむやにされないかとの質問に田村氏は「うやむやにさせず追及していく。一番の方法は政権交代して私たちの手で明らかにすることだ」と述べました。
田村氏は「国政補選・再選挙でも野党が全勝した。政権交代へ腹をかため、共闘を呼びかける共産党が力をつけることが、他の野党の後押しになる」と指摘。「ぜひ入党して魅力的で多様性にあふれる党にしてほしい」と呼びかけました。