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2021年4月27日(火)

3国政選勝利を確信に

全国革新懇が代表世話人会

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(写真)全国革新懇の代表世話人会=26日、東京都内

 全国革新懇は26日、東京都内で代表世話人会を開き、三つの国政選挙の補選・再選挙での市民と野党の共闘の全勝を踏まえた政治情勢を活発に交流しました。5月15日の全国革新懇総会と40周年記念企画に向け、総会への「報告と提案(案)」などを協議しました。日本共産党の小池晃書記局長が出席しました。

 小池氏は、三つの国政選挙の結果について「菅政権の最初の国政選挙で明確な審判が下り、菅政権にとって大きな打撃になった。多くの市民と力を合わせた大義あるたたかいでの勝利は重要な成果だ」と述べ、各地の市民連合が候補者と政策協定を結ぶ形で大義の旗を立て、そのことが「大きな役割を果たした」と強調。きたる解散・総選挙に向け、「直接政権の趨勢(すうせい)がかかる総選挙では権力側からの野党共闘に対する攻撃が熾烈(しれつ)だ。共産党が一翼を担う野党共闘がつくられ、その共闘の前進を何より恐れている」と指摘し、「共闘の前進のためには、共産党が力をつけるとともに、市民の世論と運動が必要で、地域の隅々に根を張った革新懇の運動が日本の政治を変える上でたいへん重要になっている」と語りました。

 参加者からは「金権腐敗政治とコロナ対策での菅政権の無能さが厳しく問われた。東京・日野市議補選(18日)で日本共産党候補が2位当選し、都議選に向け力強い流れが生まれている」、「兵庫・宝塚市長選(11日)で当選した野党統一候補には20代の支持が大きく、清潔で新しい政治を求めている」などの意見とともに、「選挙結果は『報告と提案』が示す『暮らしと命を守る政治の実現』の重要性を示した。ケア労働を大事にする政治をつくりたい」、「広島の新婦人は『私の願いカード』を候補者に届け歓迎された。市民と野党の共闘の勝利を確信にしたい」などの表明がなされました。

 また、「台湾情勢での日米同盟の深化が危険だ。表現の自由が侵害され、国家主義に向かう流れとのたたかいが重要だ」、「入管法、少年法の改定案は人権否定の仕組みづくりだ。国民投票法改定案の採決を許さず、改憲論議を阻みたい」、「民青の全国での食料支援に延べ5万人が参加した。学びと社会を変える魅力を広げたい」など各分野からの意見・報告がなされました。


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