2021年4月23日(金)
許すな改憲手続き法
総がかり実委 衆院憲法審強行に抗議
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改憲手続法の採決を狙う自民、公明両党などが日本共産党や立憲民主党の反対を押し切って衆院憲法審査会の開会を強行した22日、総がかり行動実行委員会は衆院議員面会所で緊急の抗議行動を行いました。
審査会に出席した日本共産党の赤嶺政賢、本村伸子の両衆院議員、立憲民主党の本多平直衆院議員が国会情勢を報告。
赤嶺氏は「与党は改憲手続法の採決を求めているが、われわれは正論でたたかって、国民の世論を広げるために頑張りたい」と語りました。
総がかり行動実行委の高田健共同代表は「国民が改憲など望んでいないことは明らかだ」と指摘。改憲手続法改定案や改憲発議の阻止へ、5月3日の「5・3憲法大行動」を成功させ、同6日の衆院憲法審査会の傍聴など監視の取り組みを強めようと呼びかけました。
憲法会議の高橋信一事務局長は「与党は改憲手続法強行に続いて改憲発議を狙っている」と述べ、手続法採決や改憲発議を許さない世論をさらに広げようと訴えました。