2021年4月9日(金)
参院広島再選挙が告示
宮口候補「金権政治ノー示そう」
|
2019年参院選をめぐる大規模買収事件で有罪が確定した河井案里前参院議員=自民党を離党=の当選無効に伴う参院広島選挙区再選挙(定数1)が8日告示されました。日本共産党が支援する野党統一候補の宮口はるこ氏(45)=諸派新、立憲民主、国民民主、社民推薦=は「金権政治にノーを言わなくてはいけない大事な選挙。意思表示をしてほしい」と訴えました。
自民党の西田英範氏=公明推薦=との与野党対決の再選挙は、菅内閣発足後初の国政選挙で25日投開票です。
宮口候補の出発式が行われた広島市の旧市民球場跡地前には多くの市民が駆け付け、熱気に包まれました。
「金権政治はもうごめんです! 選挙に行こう 選挙で変えよう!」との横断幕を広げた新日本婦人の会県本部会長の森眞理子さんは「カネで票を買うことは許されません。自民党政治を終わりにしたい。宮口さんは子育てに苦労しながら立候補して、勇気があります。会を挙げて頑張りたい」と話しました。
立憲民主党の蓮舫代表代行、国民民主党の舟山康江政調会長、社民党の福島みずほ党首らが訴えました。
この日、日本共産党は、河井克行前衆院議員の地元、衆院広島3区に含まれる安佐南区で、大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補を先頭に30人がのぼりや横断幕を持ってアピールしました。