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2021年3月23日(火)

核禁条約 批准求め署名活動開始

広島の被爆者7団体

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(写真)訴える佐久間氏(左から3人目)や箕牧氏(その右)ら=22日、広島市

 広島の被爆者7団体は22日、広島市の平和記念公園で日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名活動を始めました。被爆者はリレートークし、条約が核兵器の全廃と世界中の核被害者の救済を定めた画期的な国際法だなどと紹介し、署名への協力を呼びかけました。

 1月22日の条約発効に合わせて日本被団協が開始した署名活動に呼応した取り組み。隔月で行う予定です。

 県被団協(坪井直理事長)の箕牧智之理事長代行(79)、もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(76)、韓国原爆被害者対策特別委員会の李鐘根委員長(92)らが訴え。佐久間氏は「みなさんの署名が日本政府を動かす大きな力です」と協力を呼びかけました。

 山口県下関市の男性(77)は小学生の孫と署名し「原爆資料館を見て、思いを新たにしました。禁止条約は絶対にあるべきです。政府は条約に署名してほしい」と話しました。

 被爆者ら15人が参加。時折、雨やひょうが降るなか、37人分の署名が寄せられました。


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