2021年3月22日(月)
真相の解明を求める
藤野氏 入管死亡事件めぐり
|
日本共産党の藤野保史議員は17日の衆院法務委員会で、検察刷新会議「報告書」の問題や、名古屋入管スリランカ女性死亡事件(6日)・東京入管コロナクラスターの問題についてただしました。
藤野氏は、名古屋入国管理局で起きた、スリランカ人女性死亡事件について、本人からの体調不良の訴え、点滴の求めに応じなかったこととして、事実関係を調査し、結果を公表するよう求めるとともに、「この女性は、全件収容主義の被害者そのものであり、真相の解明なくして、入管法案審議はあり得ない」と批判しました。
藤野氏は、東京入管収容施設でのクラスターについて、原因が不明であれば、さらに感染が広がりかねず、検査で陰性のものは全員仮放免するべきであり、少なくとも、外部との連絡手段の改善策を講じよと強く求めました。
上川陽子法相は、「現代のシステムを駆使した面会ができるよう検討する」と答弁しました。