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2021年3月18日(木)

柏崎刈羽問題連合審査へ

野党国対委員長が要求

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(写真)野党国対委員長会談=17日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国会対策委員長は17日、国会内で会談し、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)で核物質防護システムが1年以上作動していなかった事態は「あってはならない重大問題だ」として、衆院経済産業、原子力問題調査特別両委員会による連合審査を緊急に開くよう求めることで一致しました。

 会談で、日本共産党の穀田恵二国対委員長は、「すべて再稼働ありきのなかで起きている事象だ」と批判。「県民・国民の安全にまったく無責任だ」「東電には原発を担う資格がないことが改めて証明された」と強調しました。

 また、政府が首都圏1都3県で21日を期限とする新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言を「解除」する方針を示していることについて、衆参の議院運営委員会に菅義偉首相の出席・説明を求めることで一致。穀田氏は「(感染者数の)下げ止まりが続き、増加傾向にある現実を踏まえれば、(解除には)反対だ」と表明しました。

 総務省三役・幹部への接待問題では、東北新社とNTTの両社長の参考人質疑をふまえ、引き続き追及することで一致しました。

 会談後、立民の安住淳国対委員長が自民党の森山裕国対委員長に申し入れ、18日に連合審査を開くことで合意。東電ホールディングスの小早川智明社長を参考人招致することを申し合わせました。

 また、18日の議院運営委員会では菅首相出席のもとで質疑を行うことを決めました。


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