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2021年3月9日(火)

新憲政記念館 充実を

衆予算委分科会 塩川氏が要求

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(写真)塩川鉄也衆院議員

 日本共産党の塩川鉄也議員は2月25日の衆院予算委員会分科会で、衆議院の「憲政記念館」の充実を求めました。

 現在、憲政記念館には、議会博物館機能、講堂・会議室の運用、事務施設等の管理の役割があります。塩川氏は、博物館機能の中で資料の収集がどうなっているかを確認。岡田憲治衆院事務総長は「塩川議員の指摘ももらい、資料収集方針を策定し、議会制民主主義に関連する貴重な資料を次世代に引き継ぐため、必要な資料を収集対象としている」と述べました。

 塩川氏は、現在収集対象となっていない政党のポスター類も政党が離合集散する中で歴史的な価値もあると指摘し、収集を求めました。岡田事務総長は「寄贈もあるだろう。引き続き検討を進める」と答弁しました。

 憲政記念館は新国立公文書館との合築が決まっており、建設計画が進んでいます。塩川氏は、現在の衆院参観者は年26万人に上り国際的にも注目されていると述べ、新憲政記念館は施設見学にとどまらない国会の役割・権能を学習できる議会ビジターセンターの役割が必要と指摘。岡田事務総長は「指摘の通りで、体制を含めて検討を進めたい」と述べました。

 塩川議員は、立法府の重要公文書を保管・公開する議会公文書館の機能の一部を現在の憲政記念館が果たしていると指摘し、今後、参院とも連携して機能・役割を果たすことが必要だと強調しました。


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