2021年3月6日(土)
福祉職員増員求める
福祉保育労 署名を提出
全国福祉保育労働組合(福祉保育労)は5日、厚労省に対して福祉労働者がいのちと暮らしを支える公共的役割を発揮できる福祉政策を求める要請を行い、福祉職員の増員と賃金引き上げを求める署名、6万1468人分を国会議員に提出しました。
要請では、政府に対し、▽福祉労働者の賃金を月額4万2千円以上引き上げる▽慰労金の対象拡大と再支給、新型コロナ終息までの月額危険手当の予算確保―などを含む4項目を要請しました。
要請後、参議院会館で行われた集会で、澤村直書記長は「エッセンシャルワーカーや福祉を守る世論が政治を転換させる力になる。いのちが大切にされる政治にしていこう」と呼びかけました。
集会には、共産、立民、社民の国会議員や秘書らが参加。日本共産党の宮本徹衆院議員と倉林明子参院議員があいさつしました。
宮本氏は「福祉労働者などをきちんとサポートする政治をつくっていきましょう」と語りました。