2021年3月6日(土)
“コロナ禍 今こそ賃上げ”
全労連・国民春闘共闘が中央行動
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全労連と国民春闘共闘委員会などは5日、春闘前半のヤマ場となる10日の回答指定日を前に中央総決起行動に取り組みました。政府にコロナ対策を求め、賃金抑制や解雇を許さず大幅な賃金引き上げを訴え。終日、省庁・大企業・業界団体に対する要請や交渉に取り組みました。
東京・日比谷野外音楽堂の決起集会であいさつした小畑雅子・国民春闘共闘代表幹事・全労連議長は、「コロナからいのちを守れ、生活保障に税金を回せ」の声をあげようと訴え。「コロナ禍こそ賃金を保障することが経済を回すことにつながる。賃上げの流れをつくりだそう」と呼びかけ、「要求実現のためにも政治を変えよう」と述べました。
あいさつした日本共産党の田村智子副委員長は、野党共同の予算組み替え案を紹介し、「野党連合政権をつくる希望がみえる」と強調。「コロナ対策で政治の責任を果たさず、国民に自己責任を押し付ける菅政治を終わらせ、希望を持てる政治をつくろう」と呼びかけました。
組合員が「もう黙っていられない。ストを構えて取り組む」「コロナ前から厳しい。賃上げこそ必要だ」と表明しました。
国会まで請願デモを行い、「8時間働いて暮らせる社会を」「大企業は内部留保を賃金・下請けに回せ」と訴えました。