2021年2月25日(木)
コロナ禍声あげる 定例国会行動
医療崩壊させるな 接待疑惑明らかに
国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会は24日、衆院第2議員会館前で定例国会行動を行いました。コロナ禍100人を超える参加者が「医療を崩壊させるな」「首相長男の接待疑惑の真相を明らかにしろ」とコールしました。
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あいさつをした安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、菅首相は、21年度予算案で長距離巡行ミサイルの導入などを盛り込み、敵基地攻撃能力の強化を狙っていると指摘。今国会で菅政権の問題点がいよいよ明らかになっていると話し、「菅自公政権を一日も早く退陣させましょう」と訴えました。
日本医労連の米沢哲書記次長は、保健所はこの30年間で約半分、感染症病床は約8分の1に減らされていると批判し「社会保障抑制路線を転換し新型感染症にも対応できる医療提供体制を実現しよう」と決意表明しました。
全労連の小畑雅子議長は、衆院予算委員会の公聴会で意見陳述したことを報告し、「軍事費を削って福祉や教育にまわせと声を上げましょう」と話しました。
日本共産党の武田良介参院議員が国会報告。菅首相長男の「接待疑惑」について、総務省の調査だけで国民は納得しないと強調し、「真相解明のために全力をつくす。ご一緒に声を上げていこう」と呼びかけました。